引越し時期は10月が最安|単身月別料金と3月との7万円差早見表

引越し時期は10月が最安|単身月別料金と3月との7万円差早見表

引越し時期で料金が2倍以上変わる事実、ご存知ですか。引越し侍の集計によると、単身引越しの平均料金は3月が142,189円・10月が66,037円。同じ距離・同じ荷物量でも、選ぶ月が違うだけで7万6,000円以上の差が出ます。私(みく)は2024年11月に都内から東京西部へ夫と引越しましたが、3月見積もりの12万円台が11月実施で6万円台まで下がり、差額でホットクックと衣類乾燥除湿機を買ってもお釣りがきました。

この記事では、2026年の月別料金早見表・閑散期・曜日・六曜の4軸で、引越し料金を最大限抑える方法を整理します。3月しか動けない方向けの抑制テクニックも後半でまとめました。

結論|引越し時期は10月・11月が最安、3月は2倍に膨らむ

結論から書くと、引越し料金が最も安いのは10月・11月の閑散期です。引越し侍が2026年に集計した単身引越しの月別平均では、10月が66,037円で年間最安、11月もほぼ同水準。逆に最高は3月の142,189円で、10月の約2.15倍に跳ね上がります。

同じ部屋・同じ荷物・同じ業者でも、繁忙期と閑散期で発生する差はおおよそ次のとおりです。

  • 単身:繁忙期(3月)約14万円 vs 閑散期(10月)約6.6万円 ── 差約7.6万円
  • 家族:繁忙期約20.4万円 vs 閑散期約12万円 ── 差約8.4万円
  • 下落幅の感覚値:3月比で閑散期は20〜50%オフ

私は2024年11月に東京都港区の1Kから、東京西部の1LDKマンションへ夫と一緒に引越しました。同じ業者から最初に出してもらった3月25日想定の見積もりは12万2,000円。それを11月19日(火曜日・午後便)にずらしたら6万4,000円。差額の5万8,000円で、当時欲しかったホットクックKN-HW24G(実勢4万円台)と衣類乾燥除湿機を買ってもお釣りが残りました。時期の選び方ひとつで、家電1〜2台分の予算が浮きます

みくの結論:4月入社・3月卒業など動かせない事情がない限り、引越しは10月・11月・6月を狙うのが正解。3月だけは「最後の手段」と覚えておくと、家計が崩れません。

単身・家族別|2026年月別引越し料金早見表

引越し侍の2026年データをベースに、単身と家族の月別料金相場をまとめました。3月だけが突出して高く、それ以外の月は6〜8万円台の安定ゾーンに収まっているのが見て取れます。

単身料金(円) 家族料金(円) 区分
1月 66,497 約120,000 閑散期
2月 68,270 約130,000 やや繁忙期
3月 142,189 約204,000 最繁忙期
4月 約100,000 約160,000 繁忙期
5月 約70,000 約120,000 通常期
6月 約68,000 約118,000 閑散期
7月 約70,000 約122,000 閑散期
8月 約72,000 約125,000 閑散期
9月 約75,000 約130,000 やや繁忙期
10月 66,037 約118,000 閑散期(最安)
11月 約66,500 約118,000 閑散期
12月 約75,000 約128,000 通常期
2026年 月別 単身引越し料金 早見表 10月66,037円が最安・3月142,189円が最高

私が業者に「なぜ10月と11月が同じくらい安いんですか」と聞いたところ、答えはシンプルで「秋の異動・新生活が一段落して、年末まで需要が伸びないから」でした。9月は秋の人事異動でやや動きがあり、12月は年末準備で短期需要が出るため、価格が中間に位置します。「秋の谷間」を狙えるのが10月・11月の強みです。

引越し前後の段取りを通しで確認したい方は、引越しが決まったらまずチェック|やることリスト全30項目を整理もあわせてどうぞ。時期選びと並行で進めるとスムーズです。

3月だけ突出して高い理由|引越し難民が発生する仕組み

3月の料金が10月の2.15倍になる理由は、需要と供給のバランスが極端に崩れるからです。3月後半〜4月上旬は新卒入社・人事異動・進学が集中し、引越し業者のトラックとスタッフが完全に飽和します。2026年の最繁忙期は3月14日(土)〜4月5日(日)と国土交通省関東運輸局が指定しており、3月下旬は予約枠がある業者がわずか5%という調査もあります。

難民化を避けたい人は、繁忙期に動く前に次の3点だけは押さえておくのが安全です。

  • 遅くとも1月中に複数社見積もり:2月以降は選択肢が一気に減る
  • 2月中旬までに予約確定:3月14日以降は満車・キャンセル待ちが常態化
  • 3月15日〜3月31日は「ピーク中のピーク」:単身でも見積もり15万円超え事例多数

私の友人(看護師・2025年4月入社)は、内定後すぐに動かずに2月下旬から見積もりを取り始めて、相場の倍にあたる単身パック23万円を提示されました。最終的に「軽トラ+自力」で7万円に抑えましたが、家電は新居で再購入になり、結果総額20万円弱。時期を逃すと、業者を選ぶ自由そのものが消えます

みくのチェックポイント:4月1日入社・進学が確定したら、その年の1月中に複数社見積もりを取るのが鉄則。「3月になってから動けばいい」は、相場の倍を払う覚悟がある人だけが選んでください。

閑散期を選ぶデメリット5つ|安さだけで決めると損する罠

10月・11月・6月が安いのは事実ですが、デメリットがゼロというわけではありません。私が閑散期引越しを2回経験して「想定外だった」要素を5つにまとめます。

1. 賃貸物件の選択肢が少ない ── 不動産業界も閑散期で、新規募集の絶対数が減ります。条件が厳しい人ほど物件探しに時間がかかる傾向です。

2. 引越し業者の希望日が埋まりやすい ── 閑散期はトラック稼働率を下げるため、業者側が稼働日を絞っているケースが多く、希望日がピンポイントだと取れません。

3. 梅雨(6〜7月)は搬入時に荷物が濡れるリスク ── 私は2025年6月にダンボール5箱が雨で湿気を吸い、本のページが一部波打った経験があります。

4. 子どもの転校タイミングと合わない ── 子育て世帯は学期の途中で動くことになり、学校手続きが煩雑になります。

5. 不用品処分の業者も閑散期営業 ── 大型ゴミ回収日が月1〜2回しかない自治体だと、処分と引越し日のすり合わせが難しくなります。

私は2024年11月の引越し時、夫の勤務先異動が10月末に正式決定したのですが、希望していた11月15日(金)と22日(金)はすでに予約満員。最終的に11月19日(火)の午後便で決着しましたが、閑散期でも「平日午後=最安帯」は10月初旬から埋まり始めると業者から聞きました。安さの代償は「日程の自由度」だと割り切る必要があります。

新居の物件探しを並行する方は、内見チェックリスト全32項目|見落とすと後悔するポイントを整理で物件選びの抜け漏れを防げます。

曜日・時間帯で料金が変わる|火〜木と平日午後が安い

同じ月の中でも、曜日と時間帯で料金は変動します。週内で最も安いのは火曜日・水曜日・木曜日。土曜日と比較すると平均7%安いという調査結果も出ています。

条件 料金の傾向 差額の目安
火・水・木曜日 週内で最安 基準(0円)
月曜日 やや高い +2,000円〜5,000円
金曜日 週末準備で上昇 +3,000円〜8,000円
土曜日 週内で最高水準 +5,000円〜15,000円
日曜日 土曜よりやや安い +3,000円〜10,000円
祝日 土曜と同水準 +5,000円〜15,000円
午前便 人気で高い +5,000円〜10,000円
午後便・フリー便 到着時刻指定なしで安い -5,000円〜15,000円

私が選んだ11月19日(火)・午後フリー便は、土曜の午前便より2万円安い設定でした。フリー便は「業者の都合で午後〜夕方に到着」というスタイルで、当日のスケジュールは縛られます。ただ、新居でAmazonを待つ日のような感覚で家具搬入を待てば、それほど苦になりません。フリーランスや在宅勤務、有給を取りやすい人ほど、平日午後便のメリットを取りやすいのが現実です。

みくのチェックポイント:午前便と午後フリー便で1〜2万円差が出ます。新居の鍵を受け取る時間に余裕がある方は、午後フリー便を最初に確認すると、見積もり段階で大幅に下げられます。

大安は1,500円高、仏滅が狙い目|六曜と料金のリアル

カレンダーに小さく書かれている六曜(大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅)でも料金は動きます。引越し侍の調査では、大安の引越し料金は通常日と比べて単身で約1,500円、家族で約1万円高くなっています。逆に仏滅は予約が取りやすく、料金も下がる傾向です。

主要な六曜と引越し料金の関係を整理すると、次のようになります。

  • 大安(たいあん):縁起良し。需要集中で1,500〜10,000円高
  • 友引(ともびき):午前は吉。引越しは通常料金
  • 先勝(せんしょう):午前吉。通常料金
  • 先負(せんぶ):午後吉。やや安い傾向
  • 赤口(しゃっこう):凶日。安くなりやすい
  • 仏滅(ぶつめつ):凶日。予約取りやすく最安水準

私の母は新潟の田舎育ちで、引越し前に「仏滅と赤口だけは絶対にやめなさい」と電話してきました。気持ちはわかりますが、家計を優先する人にとって仏滅は最強の節約日です。実際に私が選んだ2024年11月19日は「先負」で、午後14時搬入。母には「先負だから午後にしたよ」と説明し、納得してもらいました。六曜を完全無視するのが難しい家庭は、「先負の午後」を狙うと安さと縁起のバランスが取れます

繁忙期しか動けない人が料金を抑える3つの方法

進学・就職・転勤で3月〜4月にしか動けない方も多いはず。閑散期に逃げられない場合でも、料金を10〜20%下げる現実的な方法を3つ紹介します。

1. 1月中に複数社一括見積もりを終わらせる

2月以降は業者の選択肢が一気に減ります。1月中に最低3社、できれば5社の相見積もりを完了させて、価格交渉カードを手に入れておくのが鉄則です。「他社A社が10万円、御社はいくらまで下げられますか」の一言で2〜3万円下がるケースは普通にあります。

私が2024年11月の引越しで実際にやったのは、3社相見積もり→最安額を他2社に逆提示して再交渉という単純な戦法でした。A社12万円・B社10万円・C社8万円の提示に対して、A社に「C社で8万円でした」と伝えたら即7.5万円まで下がり、最終的にC社で6万4,000円に着地。閑散期でこの差なので、繁忙期に同じ手順を踏めば10〜20%圧縮が狙えます。大事なのは「最安額を口頭で伝える」勇気だけで、特別な交渉スキルは不要でした。

2. 3月14日以前または4月5日以降にずらす

2026年の最繁忙期は3月14日(土)〜4月5日(日)のピーク中のピーク。職場・学校との交渉で3月10日までに引越し、もしくは4月10日以降にずらすだけで、料金は2〜3万円下がります。「入社1週間後に荷物搬入」を許してくれる職場なら、即実行する価値があります。

3. 単身パック・混載便を活用する

荷物が1人分・ダンボール15箱程度なら、大手の単身パック(クロネコヤマト・日通など)がコスパ最強です。繁忙期でも3〜5万円台で収まる事例が多く、トラック1台貸切より大幅に安くなります。家電付き物件に移るなら、家電を持っていかない選択も検討してください。

繁忙期に動かざるを得ない方は、保証人・初期費用の段取りも同時並行になります。賃貸で保証人がいないときの対処法|5つの方法と費用の目安賃貸の家賃は交渉できる|値下げ幅の目安と成功率が上がる時期も並行してチェックしておくと、総額をさらに圧縮できます。

まとめ|引越し時期で家電1〜2台分の予算が浮く

引越し時期は10月・11月が最安、3月だけが突出して高いのが結論です。要点を振り返り表で整理します。

節約軸 最安の選択 避けるべき選択 差額の目安
10月・11月・6月 3月(特に14日〜4月5日) 5万〜8万円
曜日 火・水・木 土曜・祝日 5,000〜15,000円
時間帯 午後フリー便 午前便 5,000〜15,000円
六曜 仏滅・赤口・先負 大安 1,500〜10,000円
準備期間 2ヶ月前から相見積もり 2週間前以降の駆け込み 2万〜5万円

次のアクションとして、まずカレンダーで自分の引越し候補日を3〜5パターン書き出すことから始めてください。3月入社が確定している方は1月中に複数社見積もり、それ以外の方は10月・11月の平日午後便を第一候補にすると、家電1〜2台分の予算が浮きます。引越し後の段取りも含めて全体像を確認したい方は、関連記事もご覧ください。

引越しが決まったらまずチェック|やることリスト全30項目を整理

引越し荷造りのコツ|3日前からでも間に合うスケジュールと手順

一人暮らしの引っ越し補助金まとめ|知らないと損する支援制度

よくある質問

Q1. 引越し料金が一番安いのは何月ですか?

A. 引越し侍の2026年データでは、単身引越しの月別平均が最安だったのは10月で66,037円。次いで11月、6月、1月が安い水準です。逆に最高は3月の142,189円で、10月の約2.15倍に膨らみます。

Q2. 平日と土日でどれくらい料金が違いますか?

A. 同じ月・同じ業者でも、土曜の午前便と火〜木曜の午後フリー便を比較すると、5,000円〜15,000円の差が出ます。年間平均では単身で756円差ですが、繁忙期は平日の方が大幅に安い傾向です。

Q3. 仏滅に引越すと本当に安いですか?

A. 安くなる傾向は事実です。大安と比べると単身で約1,500円、家族で約1万円ほど安くなります。縁起が気になる方は、午前午後の半分が吉とされる「先負」の午後を狙うと、安さと縁起のバランスが取れます。

Q4. 3月の引越しを避けられない場合、最低限やるべきことは?

A. 1月中に最低3社の相見積もりを取り、2月中旬までに予約を確定させてください。2026年の最繁忙期は3月14日〜4月5日で、この期間外(3月10日以前または4月10日以降)にずらせるなら2〜3万円下がります。

Q5. 単身パックと通常引越しはどちらが安いですか?

A. 荷物がダンボール15箱・家具数点までなら単身パックが安く、繁忙期でも3〜5万円台に収まる事例が多いです。冷蔵庫・洗濯機・ベッドなど大型家具が5点以上ある場合は、通常引越しの方が割安になります。

この記事を書いた人

みく フリーランスWebライター

Webライター歴5年 / 夫と二人暮らし。暮らしの固定費と時短をテーマに、公式データを調べてわかりやすくまとめています。電気代・ガス代・食費・引越しなど、忙しい人が最短で判断できる記事を目指しています。

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