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同棲を始めたいけど「初期費用ってどのくらいかかるんだろう?」と不安に思っていませんか。
結論から言うと、同棲の初期費用は約50万〜100万円が目安です。内訳は「賃貸契約の費用」「引越し代」「家具家電の購入費」の3つに分かれます。金額に幅があるのは、物件の条件や持ち込める家具家電の量、引越しの時期によって大きく変わるためです。
この記事では、初期費用の内訳を項目ごとに整理し、50万円以上抑える具体的な方法も紹介します。読了時間は約8分です。
同棲の初期費用の全体像:3つの内訳で把握する
まずは全体感をつかみましょう。同棲の初期費用は大きく3カテゴリに分かれます。

| カテゴリ | 費用の目安 | 家賃10万円の場合 |
|---|---|---|
| 賃貸契約の初期費用 | 家賃の4.5〜5ヶ月分 | 約45〜50万円 |
| 引越し費用(二人分) | 6〜16万円 | 6〜16万円 |
| 家具・家電の購入費 | 20〜55万円 | 20〜55万円 |
| 生活用品(日用品) | 1〜2万円 | 1〜2万円 |
| 合計 | 約50〜100万円 | 約72〜123万円 |
※ 「費用の目安」列は家賃7〜8万円を想定した一般的なレンジです。家賃10万円の場合は右列の金額が目安になります。
「100万円も!?」と驚くかもしれませんが、後述する節約方法を組み合わせれば50万円台に抑えることも十分可能です。それぞれの内訳を詳しく見ていきましょう。
賃貸契約の初期費用:家賃の約5ヶ月分が目安
初期費用のうち最も大きな割合を占めるのが、賃貸契約にかかる費用です。家賃10万円の物件を例に、全項目の内訳を一覧にしました。
| 項目 | 相場 | 家賃10万円の場合 |
|---|---|---|
| 敷金 | 家賃1ヶ月分 | 10万円 |
| 礼金 | 家賃1ヶ月分 | 10万円 |
| 前家賃 | 家賃1ヶ月分 | 10万円 |
| 仲介手数料 | 家賃0.5〜1ヶ月分+税 | 5.5〜11万円 |
| 火災保険料 | 2年で1.5〜2万円 | 約1.5万円 |
| 保証会社利用料 | 家賃の30〜100% | 5〜10万円 |
| 鍵交換費用 | 1.5〜3万円 | 約1.5万円 |
| 合計 | 家賃の約4.5〜5ヶ月分 | 約44〜54万円 |
(出典:SUUMO「賃貸契約の初期費用」)
仲介手数料は法律上、借主の負担は原則「家賃の0.5ヶ月分+税」です。1ヶ月分を請求されるケースが多いですが、交渉の余地がある項目でもあります。
一人暮らしの初期費用と比較したい方は、一人暮らしの初期費用まるわかり|50万円の内訳と抑えるコツもあわせてどうぞ。
引越し費用:二人分の運び方で数万円変わる
同棲の引越しでは、「二人が別々に引越す」か「まとめて運ぶ」かでコストが変わります。
| 方法 | 通常期の目安 | 繁忙期の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 二人まとめて引越し | 約6万円〜 | 約8万円〜 | 同市内の場合。荷物量が多ければ高くなる |
| 単身引越し×2回 | 約6万円(各3万円×2) | 約9万円(各4.5万円×2) | 日程を分けられるが総額は高くなりやすい |
| 立ち寄りプラン | 約4.5万円 | 約7万円 | 1台のトラックで2か所回る。最も安い |
(出典:引越し侍「二人暮らしの引越し費用相場」)
最も安いのは立ち寄りプランです。2人が同じエリアに住んでいる場合、1台のトラックで片方の荷物を積み、もう片方の家にも立ち寄ってから新居に向かう方法です。単身引越し×2回と比べて約1.5万円安くなります。
ただし繁忙期(3〜4月)は通常期の1.3〜1.5倍に跳ね上がります。時期をずらせるなら、6月・11月・1月が特に安い時期です。
複数業者の見積もりを比較するだけで数万円下がることも珍しくありません。1社だけで決めずに、見積もりは最低3社以上から取るのがおすすめです。
家具・家電の購入費:持ち寄れるかどうかで20万円以上変わる
全てを新品で揃えると約55万円かかりますが、一人暮らしで使っていたものを持ち寄ればかなり抑えられます。
| 品目 | 費用目安 | 持ち寄りのコツ |
|---|---|---|
| 冷蔵庫(300L以上) | 約7万円 | 一人暮らし用は小さすぎるため買い替え対象 |
| 洗濯機(7kg以上) | 約6万円 | 5kgは二人分には不足。容量確認を |
| ベッド・寝具 | 約5〜9万円 | ダブル or シングル×2。好みが分かれる |
| テレビ(40型) | 約6万円 | どちらかが持っていれば不要 |
| ソファ(2人掛け) | 約4万円 | なくても生活できる。後から買ってもOK |
| ダイニングテーブル | 約2.5万円 | 折りたたみ式なら安い |
| 電子レンジ・炊飯器 | 約3.5万円 | 一人暮らし用をそのまま使える |
| 掃除機 | 約2万円 | どちらかのを持ち寄り |
「まず最低限で始めて、必要なものは後から買い足す」のが費用を抑えるコツです。ソファやダイニングテーブルは生活してみてから「やっぱり必要」と感じたときに買えば、無駄な出費を避けられます。
家具家電を新調するなら、引越しの落ち着いた後に家電量販店の「新生活セット」を狙うのも手です。冷蔵庫+洗濯機+電子レンジのセットで10〜15万円程度のものが2〜4月に多く出回ります。
初期費用を50万円以上抑える7つの方法
ここまで見てきた各項目のうち、削れるポイントをまとめました。全て実行すれば50万円以上の削減も可能です。
| # | 方法 | 節約額 | 実行難易度 |
|---|---|---|---|
| 1 | 敷金・礼金ゼロ物件を選ぶ | 家賃2ヶ月分(約20万円) | 物件を探すだけ |
| 2 | フリーレント物件を探す | 家賃1〜2ヶ月分(10〜20万円) | 交渉次第 |
| 3 | 仲介手数料を交渉する | 家賃0.5ヶ月分(約5万円) | 一言伝えるだけ |
| 4 | 引越し時期を繁忙期から外す | 3〜5万円 | 日程の調整が必要 |
| 5 | 引越し見積もりを複数比較 | 2〜5万円 | 一括見積もりサービスを使えば簡単 |
| 6 | 家具家電を持ち寄る | 10〜30万円 | サイズが合うか確認が必要 |
| 7 | すぐ必要でないものは後から買う | 5〜10万円 | 我慢するだけ |
特にインパクトが大きいのは「敷金・礼金ゼロ物件」と「家具家電の持ち寄り」です。この2つだけで30〜50万円の節約になります。ただしゼロゼロ物件は退去時のクリーニング代が高めに設定されていたり、家賃自体が相場より高いケースもあるため、総合的にコストを比較しましょう。
引越しに使える補助金・支援制度もあります。特に結婚を機に同棲を始める場合は「結婚新生活支援事業」で最大60万円の補助が出る自治体も。詳しくは一人暮らしの引っ越し補助金まとめ|知らないと損する支援制度をご覧ください。
二人でどう分ける?費用分担のパターン
初期費用の金額が分かったら、次に考えるのが「二人でどう分けるか」です。主な分担方法は3つあります。
| 分担方法 | メリット | デメリット | こんな二人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 完全折半 | 公平感がある。計算がシンプル | 収入差が大きいと一方の負担感が重い | 収入がほぼ同じカップル |
| 収入比で分担 | 負担感のバランスが取れて長続きしやすい | 収入の開示が必要。昇給のたびに調整が要る | 収入差がある場合 |
| 項目別分担 | 収入を開示しなくてよい。支払いがシンプル | 項目間の総額に差が出やすい | 金額の話がしにくい場合 |
分担方法に正解はありませんが、同棲を始める前に決めておくことが最も重要です。住み始めてから「言い出しにくい」と不満が溜まるケースが多いため、物件探しの段階でお互いの予算と分担ルールを話し合っておきましょう。
最近は共有口座やキャッシュレスアプリ(B/43やKyashなど)を使って、生活費用の口座を1つにまとめるカップルも増えています。毎月決まった額をお互いが共有口座に入れ、そこから家賃・光熱費・食費を引き落とす仕組みにすると、精算の手間がなくなり「どっちが多く払ったか問題」も発生しません。
毎月の生活費の分担についてもルールを決めておくと安心です。生活費の平均額は一人暮らしの生活費を洗い出してわかった|平均額と節約の急所が参考になります。
同棲後の固定費も一緒に見直すと効果大
初期費用を抑えることも大切ですが、同棲後の毎月の固定費を見直すことで長期的にはもっと大きな節約になります。二人暮らしになると、一人暮らしの時より電気代・ガス代・通信費が増えるため、このタイミングで見直すのがベストです。
| 固定費 | 見直しポイント | 関連記事 |
|---|---|---|
| 電気代 | 二人暮らしは使用量が増える → 新電力への乗り換えで月1,000〜2,000円安くなることも | 電気代の平均と節約方法 |
| ネット回線 | 二人とも在宅なら光回線が安定。新居で新規契約するなら比較してから | WiFi回線3種の比較 |
| ガス代 | プロパンガスの物件は都市ガスより月2,000〜3,000円高いことも | ガス代の平均と節約術 |
引越しのタイミングは「今まで面倒で見直していなかった固定費を一括リセットできるチャンス」です。電力会社・ガス会社・ネット回線をまとめて切り替えると、年間で3〜5万円の削減になるケースもあります。
まとめ
同棲の初期費用について、要点を振り返ります。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 総額の目安 | 約50万〜100万円(家賃10万円の場合、約72〜123万円) |
| 最大の出費 | 賃貸契約の初期費用(家賃の約5ヶ月分) |
| 引越し代を安くする | 立ち寄りプラン+複数見積もり比較+繁忙期を避ける |
| 家具家電は持ち寄り | 全新品で55万円 → 持ち寄りで20万円以下も可能 |
| 費用分担 | 同棲前に決めるのが最重要。折半 or 収入比が主流 |
初期費用は工夫次第で大きく変わります。「敷金礼金ゼロ物件を選ぶ」「家具家電を持ち寄る」「引越し見積もりを比較する」の3つだけでも、合計で30〜50万円の節約が見込めます。
次のアクションとして、まずは二人の予算上限を話し合い、そこから逆算して物件の家賃レンジを決めてみてください。家賃が決まれば、この記事の表で初期費用の総額がすぐ計算できます。
出典
- SUUMO「二人暮らしの費用」「賃貸契約の初期費用」
- アットホーム「同棲の初期費用」
- 引越し侍「二人暮らしの引越し費用相場」
- ieagent「同棲におすすめの家具・家電まとめ」
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