楽天モバイルとahamo比較|境目は月20GBと40GBの2つ

楽天モバイルとahamoはどっちが安いか、境目は月20GBと40GBであることを示したアイキャッチ画像

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私は2021年秋から2024年7月までahamoを使い、そのあと夫と一緒に楽天モバイルへ移りました。両方の請求を見てきた立場で先に結論を書くと、どちらを選ぶかの分かれ目は「月のデータ量」と「電話のかけ方」の2つです。

料金だけで比べると、ahamoが楽天モバイルより安くなるのは月20GBを超えて40GBまでの範囲だけです(2026年12月利用分からの料金)。20GB以下と40GB超は、楽天モバイルのほうが安くなります。一方でahamoはドコモの回線をそのまま使え、専用アプリを入れなくても5分以内の国内通話が無料です。

ahamoは2026年12月1日に料金が変わるため、この記事では11月利用分までと12月利用分からを分けて比べます。数字はすべて2026年10月19日時点の両社公式サイトの税込表示です。

月のデータ量別|安いのはどっちか

楽天モバイルは使ったデータ量で月額が3段階に変わり、20GBを超えると上限なく使っても3,278円で止まります。ahamoは11月利用分までは30GBで2,970円の定額、12月利用分からは40GB・60GB・120GBの3段階制に変わります。データ量ごとに並べると、次のとおりです。

月のデータ量 楽天モバイル ahamo
(11月利用分まで)
ahamo
(12月利用分から)
3GBまで 1,078円 2,970円 3,135円
3GB超〜20GB 2,178円 2,970円 3,135円
20GB超〜30GB 3,278円 2,970円 3,135円
30GB超〜40GB 3,278円 4,950円(大盛り) 3,135円
40GB超〜60GB 3,278円 4,950円(大盛り) 4,125円
60GB超〜120GB 3,278円 4,950円(大盛り・110GBまで) 5,115円

※ 税込。太字が安いほう。ahamoの「大盛り」は30GBに80GBを足して110GB・月4,950円にするオプションで、2026年11月30日で提供を終了します。

差が大きいのは少ない側です。月3GBに収まる人なら、12月利用分からの料金で楽天モバイルのほうが月2,057円、年間2万4,684円安くなります。3GB超〜20GBでも月957円の差です。反対に20GB超〜40GBではahamoが月143円安く、11月利用分までの20GB超〜30GBなら308円安くなります。40GBを超えると、楽天モバイルの3,278円が上限になるため再び逆転します。

月のデータ量別に楽天モバイルとahamoの月額を比べた図。3GBまでは楽天モバイル1,078円とahamo3,135円、20GBまでは2,178円と3,135円、40GBまでは3,278円と3,135円、60GBまでは3,278円と4,125円、120GBまでは3,278円と5,115円(2026年12月利用分からの税込料金)

12月からのahamoは「最低でも40GB分の料金」

12月利用分からのahamoは、使ったデータ量で段階が上がる仕組みです。ただし一番下の段階が40GBまで3,135円なので、1GBしか使わない月でも3,135円かかります。少ない月ほど安くなる楽天モバイルとの違いは、この刻み方です。

ahamoでは段階の上限を先に指定する方法もあります。指定した場合は上の段階に上がらず、その段階の料金のまま、上限に達した時点で通信速度が最大1Mbpsに制限されます。なお、2026年11月1日時点でahamoを契約している人には、12月1日に40GBの上限が自動で設定される予定です(大盛りオプション契約者を除く)。

みくの体験|ahamo時代の私は、毎月2,970円を「使っていない月」にも払っていた

港区の1LDKに住んでいた2023年、家にはWi-Fiがあったので、在宅で原稿を書く日が続く月のスマホのデータ量は3GB前後でした。外での打ち合わせが重なった月でも10GBを少し超える程度です。それでもahamoの請求は、当時どの月も2,970円で同じでした。あとで楽天モバイルの段階に当てはめてみると、私の使い方はどの月も2,178円以下に収まる量だったことになります。定額の安心感はありましたが、使わない月の分まで同じ額を払っていたわけです。

今の料金で自分の場合を確かめるなら、契約中の会社のアプリや会員ページで直近3か月のデータ使用量を見て、上の表に当てはめるのが早い方法です。通信費全体の平均や、ほかの格安SIMとの比較は別の記事にまとめています。

一人暮らしの通信費は月7,527円|年間3万円安くする格安SIM活用術

料金以外の違い|回線・通話・テザリング・海外

月額の差が数百円の範囲に収まる人は、料金以外の違いで決めたほうが後悔しにくくなります。両社の公式サイトに書かれている条件を並べました。

項目 楽天モバイル ahamo
使う回線 楽天モバイルの回線 ドコモの回線
国内通話 Rakuten Linkアプリからなら無料(標準の電話アプリは30秒22円) 1回5分以内は無料、超えた分は30秒22円。かけ放題オプションは月1,100円
テザリング 追加料金なし 追加料金なし
海外のデータ通信 対象の100以上の国と地域で毎月2GBまで無料 91の国・地域で利用可。国内と合わせたデータ量の範囲(12月利用分からは海外で最大40GB)で、15日を過ぎると最大128kbps
契約事務手数料 累計4回線目まで無料 0円
申し込み オンラインのほか楽天モバイルショップでも可 オンライン

回線|ドコモの回線か、楽天モバイルの回線か

ahamoが使うのはドコモの回線です。楽天モバイルは自社の回線で、公式サイトでは混雑時などに速度を制御する場合があると案内しています。どちらの回線がよくつながるかは、住んでいる場所や行く場所で変わります。楽天モバイルを選ぶなら、契約前に公式のエリアマップで自宅と職場、よく行く場所が対応エリアに入っているかを見ておくのが確実です。

通話|アプリを使うか、5分以内で済ませるか

楽天モバイルの通話料が無料になるのは、Rakuten Linkアプリから発信したときです。iPhoneやAndroidにもとから入っている電話アプリでかけると、30秒ごとに22円かかります。ahamoはアプリを入れなくても、1回5分以内の国内通話が無料です。どちらも「0570」などから始まる番号は無料の対象外です。

みくの体験|乗り換えた月に、標準の電話アプリで10分話して440円

楽天モバイルに移った2024年7月、編集者からの着信に折り返すとき、いつもの癖でiPhoneの標準の電話アプリから発信してしまいました。話したのは約10分。翌月の明細を見ると、通話料が440円ついていました。ahamoの頃は5分以内の電話がほとんどだったので、どのアプリからかけるかを気にしたことがなかったのです。それ以来、仕事の電話はRakuten Linkの連絡先からかけるようにしています。

テザリングと海外|大量に使う月と、旅行の月

テザリングはどちらも追加料金なしで使えます。ここで効いてくるのが上限の違いです。楽天モバイルは20GBを超えても3,278円で止まるので、パソコンをつなぐ月でも金額が読めます。ahamoは12月利用分から120GBまでの段階制です。

海外では差がはっきり出ます。楽天モバイルの無料分は毎月2GBまでで、超えると最大128kbpsになります。ahamoは国内と合わせたデータ量の範囲で海外でも使え、12月利用分からは、海外で使えるのは最大40GBまでです。ただし海外で最初に通信した日から15日を過ぎると速度が最大128kbpsに落ちるので、長期の滞在には向きません。

みくの体験|引越し後の10日間、テザリングでも金額を気にしなくて済んだ

2024年11月に東京西部へ引越したとき、光回線の工事が引越しの10日後になり、その間は楽天モバイルのテザリングだけで在宅の仕事を回しました。原稿のやり取りとオンライン会議が続いて、データ量はふだんの月の何倍にもなりました。それでも請求は上限の3,278円止まりです。オンライン会議の音声が途切れるつらさはありましたが、金額の心配だけはせずに済みました。

テザリングを常用するか、自宅に回線を引くかで迷っている人は、回線の種類ごとの違いも見ておくと判断しやすくなります。

一人暮らしのWiFiどうしてる?回線3種の料金と速度を比較

私がahamoから楽天モバイルに移った理由

2024年7月に、私はahamoから、夫はドコモのプランから、そろって楽天モバイルへ乗り換えました。夫婦合わせて月1万4,000円だった通信費は、通話料なども含めて月5,800円ほどになっています。決め手は3つでした。

① 月ごとのデータ量の差が大きかった
3GB前後の月と10GBを超える月があり、定額より使った分だけの料金のほうが私の使い方に合っていました。

② もともと楽天カードと楽天銀行を使っていた
楽天モバイルは楽天市場のSPU(ポイント倍率アップ)の対象です。私のSPUは今7倍前後で、そのうち大きいのは楽天カードと楽天モバイルです。

③ 夫の通信費を下げたかった
夫はドコモの通常プランのままで、夫婦の通信費のほとんどが夫の回線でした。2人まとめて手続きすれば1回で済むと考えました。

みくの体験|移って困ったこと、困らなかったこと

困らなかったのは自宅と最寄り駅のまわりです。2024年7月に乗り換える前、公式のエリアマップで当時の港区の家と、よく使う打ち合わせ先のカフェを調べてから申し込みました。困ったのは、地下にある打ち合わせ先の店で、ahamoの頃よりページの読み込みが遅いと感じた日があったことです。地下の店で仕事をする日はほとんどないので、私にとっては我慢できる差でした。毎日地下や大きな建物の中で過ごす人なら、ここは軽く見ないほうがいい部分です。

ここで1つ断っておくと、私がahamoを使っていた頃の料金は月2,970円の定額でした。12月からのahamoは段階制に変わるので、私の当時の判断がそのまま今の料金に当てはまるわけではありません。比べるときは、上の表の今の料金で計算し直してください。

どっちが向くか|使い方別の分け方

料金と条件の違いを、どんな人に向くかに置き換えると次のようになります。全部に当てはまる必要はなく、自分にとって一番大きい項目で決めて構いません。

楽天モバイルが向く人

  • 月20GB以下に収まる月が多い
  • 月40GBを超える月がある/上限を気にせず使いたい
  • 月ごとのデータ量の差が大きい
  • 通話はRakuten Linkアプリからかけても構わない
  • 楽天カードなど楽天のサービスをよく使う
  • 店舗で相談しながら申し込みたい

ahamoが向く人

  • 毎月20GB超〜40GBの間で、安定して使う
  • ドコモの回線で使いたい
  • アプリを入れずに、5分以内の電話をよくかける
  • 海外旅行や出張で、15日以内に数GB以上使う
  • 40GBまでは使った量に関係なく、毎月同じ金額にしたい(12月利用分から)

楽天モバイルとahamoの向く人を分けた図。楽天モバイルは月20GB以下の月が多い人、40GB超も使う人、データ量の差が大きい人、楽天のサービスをよく使う人。ahamoは毎月20GB超〜40GBの人、ドコモの回線で使いたい人、アプリなしで5分以内の電話をよくかける人、海外でも使いたい人

みくの体験|今の私の使い方を当てはめると、答えは変わらない

東京西部に引越してからの私は、在宅の日がさらに増えました。自宅には@nifty光があり、スマホのデータ量は今も3GB前後の月と10GBを超える月の繰り返しです。どちらも20GBには届かないので、12月からのahamoの料金で計算し直しても、楽天モバイルのほうが月957円〜2,057円安いという結果になりました。逆に、外回りが多く毎月25GB前後を使う知人のライターには、ahamoのほうが合う計算になります。同じライターでも、外で使う量で答えが分かれます。

楽天モバイル|Rakuten最強プラン

3GBまで月1,078円/20GBまで月2,178円/20GB超は上限なく月3,278円(税込)。Rakuten Linkアプリからの国内通話は無料

楽天モバイルの料金を見る

※ 2026年10月19日時点で楽天モバイル公式サイトに掲載の税込料金。契約前に自宅・職場が対応エリアか確認してください

ahamo|ドコモの回線を使う料金プラン

11月利用分までは30GBで月2,970円。12月利用分からは40GBまで3,135円/60GBまで4,125円/120GBまで5,115円(税込)。5分以内の国内通話は無料

ahamoの料金を見る

※ 2026年10月19日時点でahamo公式サイトに掲載の税込料金。5分を超える通話は30秒ごとに22円

乗り換える前に確認したい4つのこと

どちらに決めても、申し込む前に見ておきたい点は共通しています。私と夫が2024年7月にやった順番で並べました。

  1. 今のデータ使用量:契約中の会社のアプリや会員ページで直近3か月の量を確認する。1か月だけで決めると、多い月・少ない月を見誤ります。
  2. 使っている端末が使えるか:両社の公式サイトに対応機種の一覧があります。SIMカードかeSIMかもここで決めます。
  3. 端末の分割払いの残り:残っている分は、乗り換えたあとも今の会社への支払いが続きます。
  4. キャリアメールで登録しているサービス:「@docomo.ne.jp」などのアドレスでログインしているサービスは、乗り換え前にほかのアドレスへ変えておくと安心です。

みくの体験|夫の端末は分割があと数回残っていた

2024年7月の乗り換えで、夫のiPhoneはドコモでの分割払いがあと数回残っていました。会員ページで残りの額を確かめ、乗り換えたあとも払い終えるまでドコモから請求が来ることを2人で確認してから申し込みました。いちばん時間がかかったのは、夫がキャリアメールで登録していた通販サイトと会員サービスのアドレス変更で、日曜の午後はほぼそれだけで終わり。

迷ったらデータ量・エリア・通話・海外の順に見る

ここまでの内容を、判断する順番に並べ直しました。上から順に見ていきます。私の場合は1番目のデータ量で決まりました。

順番 見るもの 目安
1 月のデータ量(直近3か月) 20GB以下か40GB超なら楽天モバイルが安い。20GB超〜40GBはahamoが月143円安い(12月利用分から)
2 自宅・職場のつながりやすさ 楽天モバイルは公式エリアマップで確認。ドコモの回線で使いたいならahamo
3 電話のかけ方 アプリからかけられるなら楽天モバイルは無料。アプリなしで5分以内ならahamoが無料
4 海外で使うか 楽天モバイルは毎月2GBまで無料。ahamoは15日以内なら国内と合わせたデータ量の範囲で使える

次にやることは1つだけです。契約中の会社のアプリや会員ページを開いて、直近3か月のデータ使用量を見てください。その数字を最初の表に当てはめれば、どちらが安いかはその場でわかります。ahamoの料金は12月1日に変わるので、比べるときは12月利用分からの列を使うのがおすすめです。

みくの体験|私も最初は「3か月分のデータ量」を見ただけだった

2024年6月の夜、ahamoのアプリで直近3か月のデータ使用量を開いたら、3GB台・11GB台・3GB台と並んでいました。料金の比較サイトを何時間も読むより、この3つの数字を楽天モバイルの段階に当てはめた5分のほうが、乗り換えを決める材料になりました。

よくある質問

Q. 月20GB使うなら、楽天モバイルとahamoはどっちが安い?

20GBまでなら楽天モバイルが2,178円で、ahamoの2,970円(11月利用分まで)・3,135円(12月利用分から)より安くなります。20GBを超えると楽天モバイルは3,278円になり、40GBまではahamoのほうが安くなります(12月利用分から。11月利用分まではahamoが安いのは30GBまで。いずれも税込)。

Q. 12月の改定で、ahamoの30GB・2,970円はどうなりますか?

2026年12月1日から、40GBまで3,135円・60GBまで4,125円・120GBまで5,115円(税込)の段階制に変わります。大盛りオプションは11月30日で提供を終了します。11月1日時点の契約者には40GBの上限が自動で設定され(大盛り契約者を除く)、不要ならahamoアプリやMy docomoで解除できます。

Q. 楽天モバイルで通話料をかけない方法は?

Rakuten Linkアプリから発信すれば国内通話は無料です。iPhoneやAndroidの標準の電話アプリから発信すると30秒ごとに22円かかります。「0570」などから始まる番号は、アプリからでも無料の対象外です。

Q. 海外でスマホを使うことが多いなら、どっちがいい?

使う量が多いならahamoです。ahamoは91の国・地域で、国内と合わせたデータ量の範囲で使えます(12月利用分からは海外で最大40GB、15日を過ぎると最大128kbps)。楽天モバイルの無料分は毎月2GBまでで、超えると最大128kbpsになります。

出典・参考

  • 楽天モバイル「Rakuten最強プラン(料金プラン)」(料金・Rakuten Linkの通話・海外2GB・契約事務手数料)
  • 楽天モバイル 公式サイトの料金案内ページ(通常料金:3GBまで1,078円/20GBまで2,178円/ギガ使い放題3,278円・税込)
  • 楽天モバイル「テザリング」(プランの契約で追加料金なし)
  • ahamo 公式サイト「料金プラン」(30GB 2,970円・大盛り4,950円・12月からの段階制・5分以内の国内通話無料・かけ放題オプション1,100円・事務手数料0円・海外91の国・地域)
  • NTTドコモ「料金プランの価格改定について」(2026年12月1日の改定内容・大盛りオプション提供終了・上限の自動設定・海外利用の条件)

みく

この記事を書いた人

みく フリーランスWebライター

夫と二人暮らしのフリーランスWebライター(活動歴5年)。「電気代って高くない?」がきっかけで暮らしの固定費を調べるように。公式データと自分の家計でひとつずつ確認した結果だけを、忙しい人が最短で判断できるようまとめています。

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みく フリーランスWebライター

Webライター歴5年 / 夫と二人暮らし。暮らしの固定費と時短をテーマに、公式データを調べてわかりやすくまとめています。電気代・ガス代・食費・引越しなど、忙しい人が最短で判断できる記事を目指しています。

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